脊髄損傷とは

IMG_8798_1.jpg    脊髄(せきずい)とは背骨の中にある中枢神経です。

脊髄は脳から送られる神経信号を末梢神経に伝え、逆に末梢神経からの神経信号を脳に伝えるという役割を持っています。

年間約5,000人もの脊髄損傷が発生
しており、その半数近くが交通事故によるものです。


脊髄を損傷した場合には

脊髄を損傷した場合、症状が固定し退院した後も、生活に大きな影響を与えます。 

被害者が自力で生活することが困難である場合、被害者のご家族もその介護をしなければなりません。 精神的、経済的負担も重くのしかかってきます。 介護は長期に渡りますので、裁判で適正な賠償を得て、経済的負担を解消していかなければなりません。 

交通事故による身体的ダメージ、精神的苦痛は、金銭によって回復しきれるものではありません。 そうであれば尚のこと、より多くの被害者の方に、交通事故による損害賠償金の仕組みを理解していただき、よりよい解決を目指して頂きたいと考えています。 お気軽に当事務所までご相談ください。



脊髄損傷の症状

この脊髄が損傷されると、脳から末梢神経への神経信号がうまく伝わらなくなり、次のような症状があらわれます。

■ 四肢麻痺(ししまひ)

 脊髄損傷の最も基本的な症状といえます。 手足が麻痺して動かなくなります。 

この場合、通常広範囲にわたる感覚障害や、尿路障害などの腹部臓器にも障害が発生します。 

■呼吸麻痺

呼吸器官に麻痺が生じ、人工呼吸器が必要になります。

■起立性低血圧

脊髄が損傷されることにより、自律神経機能に障害がおき、立ったり座ったりと体を動かした場合に血圧が低下し、めまいや意識消失が発生します。 

■感覚機能の低下

通常、長い時間同じ姿勢で座っていると、お尻がしびれると感じます。 これは、床とお尻が接触し、血流が不足するために「しびれた」と感じるのです。 しかし、脊髄損傷によって感覚を失っていると「しびれる」という感覚も失ってしまいます。

しびれを感じずにずっと同じ姿勢でいると血行不良を起こし、皮膚や筋肉などの組織が破壊されてしまうのです。 排尿・排便機能の低下 脊髄を損傷すると排尿・排便機能が低下します。



脊髄損傷の後遺障害

 
交通事故によって脊柱が損傷されると、脊柱が保護していた脊髄も圧迫や挫創で損傷することがあります。これが、脊髄損傷です。脊椎の骨傷の有無によらずに脊髄が損傷すれば出血が生じて、浮腫や腫脹が生じて、その結果、損傷した脊髄の部分に挫滅と圧迫病変が生じてきます。脊髄は、脳と同じく中枢神経ですから、一度傷つくと二度と再生しません。つまり、脊髄損傷による障害(麻痺)は「治らない」ということです。麻痺に伴い、尿路障害などの腹部臓器の障害が認められます。
 
 

脊髄損傷の後遺障害


1級1号

生命維持に必要な身の回りの処理の動作について常に他人の介護を要するもの

<麻痺の範囲・程度>
・高度の四肢麻痺
・高度の対麻痺
・中等度の四肢麻痺であって、食事・入浴・用便・更衣等について常時介護を要するもの
・中等度の対麻痺であって、食事・入浴・用便・更衣等について常時介護を要するもの
 
2級1号

生命維持に必要な身の回りの処理の動作について随時他人の介護を要するもの
 
<麻痺の範囲・程度>
・中等度の四肢麻痺が認められるもの
・軽度の四肢麻痺であって、食事・入浴・用便・更衣等について随時介護を要するもの
・中等度の対麻痺であって、食事・入浴・用便・更衣等について随時介護を要するもの
 
3級3号

生命維持に必要な身の回りの処理の動作は可能であるが、労務に服することができないもの

<麻痺の範囲・程度>
・軽度の四肢麻痺が認められるものであって、食事・入浴・用便・更衣等について随時介護を要しないもの
・中等度の対麻痺であって、食事・入浴・用便・更衣等について随時介護を要しないもの
 
5級2号

きわめて軽易な労務のほかに服することができないもの

<麻痺の程度・範囲>
・軽度の対麻痺
・一下肢の高度の単麻痺
 
7級4号

軽易な労務以外には服することができないもの

<麻痺の範囲・程度>
・一下肢の中等度の単麻痺
 
9級10号

通常の労務に服することができるが、就労可能な職種の範囲が相当な程度に制限されるもの

<麻痺の範囲・程度>
・一下肢の軽度の単麻痺
 
12級13号

通常の労務に服することができるが、多少の障害を残すもの

<麻痺の範囲・程度> 
・運動障害は認められないものの、広範囲にわたる感覚障害が認められるもの 
・運動性、支持性、巧緻性および速度についての支障がほとんど認められない程度の軽微な麻痺
 
 
 
 

脊髄損傷の種類

①完全麻痺・・・・上肢又は下肢が完全強直又は完全に弛緩する
②不完全麻痺・・・上肢又は下肢を運動させることができても可動範囲等に問題がある場合 

 

麻痺の種類

①四肢麻痺・・・両側上下肢の麻痺
②片麻痺・・・・一側上下肢の麻痺
③対麻痺・・・・両上肢または両下肢の麻痺
④単麻痺・・・・上肢または下肢の一肢のみの麻痺

 

麻痺の程度

①高度の麻痺・・・障害のある上肢または下肢の運動性・支持性がほとんど失われ、障害のある上肢または下肢の基本動作(上肢においては物を持ち上げて移動させること、下肢においては歩行や立位をとること)ができない程度の麻痺

②中程度の麻痺・・・障害のある上肢又は下肢の運動性・支持性が相当程度失われ、障害のある上肢又は下肢の基本動作にかなりの制限があるもの

③軽度の麻痺・・・障害のある上肢または下肢の運動性・支持性が多少失われており、障害のある上肢又は下肢の基本動作を行う際の巧緻性および速度が相当程度失われているもの

 
脊髄損傷による後遺障害の等級認定は、原則として、身体所見及びMRI、CT等の画像所見によって裏付けることのできる麻痺の範囲と程度により決まります。
 
お困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。

 

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